2点が痛いしトップ勝負になると弱いから2枚、という意見はよく見るけど、個人的には4枚入れていいと思う。

思考囲いの使い方はいくつかある。

1.相手のキープ基準になったカードを抜く
2.自分のデッキに致命的なカードを抜く
3.自分の攻め手を潰すカードを抜く

うん、当たり前のことを言ってる。
思考囲いの強いところは、自分の手札のゲームプランと相談しつつ対応できるところにある。たった1枚でこちらのゲームプランに持って行けるのだから、是非とも初手に欲しい。

で、本題。

じゃあ囲いは何ターン目に撃つのがいいの?

1マナカードなんだから1ターン目!って思うかもしれないけど、ちょっと考えてみる。
例えば相手のデッキで最も抜きたいのが至高の評決で、その他は別に大丈夫、というなら、1ターン目に撃つより相手が土地3枚で次のターンに評決を撃たんとしている時に撃ち込むべきではないだろうか?
なぜなら1ターン目に撃って評決を抜いても、相手は3回か4回ドローのチャンスがある。しかし土地3で撃つと相手のドローは1回だけ。これだけでトップされる確率がかなり下がるのが分かる。
実際は土地3で撃つべきかと言われると、そうとも言い切れない。自分の展開を大幅に阻害して撃つなら、おとなしく1ターン目に撃ってももちろん構わないと思う。
要は自分のハンド、ゲームプランと相談して撃つべきということ。

もうちょっと具体的な例を挙げてみる。
例えば自分が今使っている、オロスミッドレンジの同系対決を考える(マイナーとか言わない)。

・1ターン目に撃つ場合
まずは2ターン目からマナカーブに沿ってキャストできるとき。でもなかなか同系だとそうはいかない。オロス同系だとだいたい2ターン目のアクションが囲いくらいしかないので、1ターン目はおとなしくタップインでいい。
しかしそうではないパターンも存在する。1つはこちらが脆い手札(土地2魔鍵or骨読みキープとか)のとき。3ターン目の事故防止アクションを抜かれると事故死が見えてしまう。
もう1つは既に血男爵がいて相手の囲いから守りたいとき(他に攻め手があるなら撃たなくてもいいと思うけど、土地5血男爵キープとかね)。
こういう時は1ターン目に撃つべきだと思う。

・相手の土地が2の時にに撃つ場合
これは3パターンある。
1つ目は土地1パターンで述べたけど、3ターン目からマナを余すことなく使い続けられそうなとき。
2つ目は相手がマリガンをしていたり土地が2で止まったとき。こういう時はキープ基準になったカードを抜いてあげれば相手の事故率が上がる。例えば土地2骨読みキープだったり。
3つ目は相手の生命散らしのゾンビか罪の収集者に手札を抜かれると詰むとき。基本的にこれはサイド後の使い方になる。

・相手の土地が3の時に撃つ場合
これはだいたい2パターンかな。
1つ目は相手の冒涜の悪魔に対する回答がないとき。つまり単体除去がなくて速やかに殴り切られてしまうかもしれない場合。
2つ目は次の自分のキャストが血男爵の場合。ミジウムや布告除去を抜くことによって自分のフィニッシャーを守ることができる。

・相手の土地が4枚の時に撃つ場合
なんでこんなに分けたかと言うと、ここで撃つのが同系だと一番強いから。
というのも、血男爵がお互い最強のフィニッシャーだから、着地する前に抜きたいということ。他にも軍団の集結なども是非とも抜きたい。


スタンで万能なハンデスが来るのは久々で、使い慣れていない人も多いと思う。もちろん自分はイニストラードからスタンを始めたので、囲いなんて使ったことはなかった。
だから、もちろん自分が言っていることは間違っているかもしれないけど、せっかく使うのならよく考えて使いたいよねっていう。

コメント

AKKA
2013年10月1日21:46

3と若干被りますが、4として自分のビッグアクションに合わせて2アクションを取るという使い方もあります。カウンター相手には特に有効でフェアリーVSエルフとかだと、キープレイになるものだったと記憶しています。

イカリ
2013年10月2日0:23

確かに1マナという軽さを活かして2アクションするのは強いですね。
青相手だと重宝しそうです。

社畜乙
2013年10月2日2:18

相手の色すらわからない、ゲーム1の先手1ターン目とかはとにかく撃ちたくなりますね。
ゲームプランを組み立て易くなるので。

イカリ
2013年10月3日1:13

ゲーム1先手1ターン目に撃てるなら撃ってもいいと思います!
ただ、2ターン目の動きないのにショックインしてまで撃つ必要はないと思います。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索