Jund Monsters
2014年3月18日 MTG コメント (4)最近サボり気味だったので、真面目にデッキについて考えてみる。
GR Monsters。
このデッキは神々の軍勢以降急激に勢力を拡大してきたデッキタイプで、一躍Tier1に躍り出た。
しかしそれもつかの間。
何も得られなかった青単はまだまだ一線級のデッキであることが証明され、黒単はGRの隆盛に合わせて命散らしのゾンビをメインに置くように。
唯一簡単に勝てていた青白コントロールにもタッチ黒で破滅の刃を採用されるようになり、風当たりの厳しさと共に使用者は減っていってしまった。
GR Monstersは過去のデッキ。
そう皆が思い始めたところに、颯爽とGP優勝をかっさらっていったデッキがあった。
それが、Jund Monstersである。
先日優勝したデッキはこちら。
23land
4 《血の墓所/Blood Crypt》
5 《森/Forest》
2 《山/Mountain》
4 《草むした墓/Overgrown Tomb》
4 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4 《奔放の神殿/Temple of Abandon》
25creature
4 《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
4 《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
1 《ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager》
4 《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》
2 《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4 《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》
4 《森の女人像/Sylvan Caryatid》
1 《歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels》
12spell
2 《戦慄掘り/Dreadbore》
2 《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》
4 《ドムリ・ラーデ/Domri Rade》
1 《見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen》
3 《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler》
15sideboard
1 《ナイレアの弓/Bow of Nylea》
1 《破滅の刃/Doom Blade》
2 《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
3 《霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra》
2 《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》
2 《ラクドスの復活/Rakdos’s Return》
1 《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》
1 《狂気の種父/Sire of Insanity》
2 《究極の価格/Ultimate Price》
現在のGR Monstersは、クルフィックスの狩猟者とドムリ・ラーデを中心にアドを稼ぎ、優秀なクリーチャーやミジウム超過で勝利を目指すデッキとなっている。
Jundカラーでこのデッキがどう変わったかというと、やはり荒野の収穫者が目に止まる。
ゴーア族の暴行者ではなく何故こちらが優先されるのか?それは占術という、クルフィックスの狩猟者とドムリ・ラーデと噛む能力を有しており、単体でも強力だからである。
Monstersデッキは意外と除去カードが多い。ミジウムの迫撃砲、ドムリ・ラーデ、そしてポルクラノス。狩猟者やドムリと組み合わせれば、除去に1ドローが付いてきたといっても過言ではなくなる。サイドボード後除去を増やすことができるJundカラーでは、さらに占術能力を活かすことができるであろう。
また、呪禁を付与できるため黒単や青白コントロールに対してある程度強く、特に黒単の命散らしのゾンビをブロックできるというのは大きな利点である。
接死付与は同系のポルクラノスゲーを抑止する働きもあり、1枚で多くのデッキを見られるのは大きな魅力である。
タッチ黒は、GRカラーで大きな課題となっていた冒涜の悪魔への解答も持ち合わせている。それがメインボードに入っている戦慄掘りである。
このカードは除去できる範囲が広く腐る相手がいない。
気になることはソーサリーであることよりも波使いを除去できないことだが、サイド後はゴルガリの魔除けと究極の価格、破滅の刃でしっかり対応することが可能だ。
除去が強くなった、ということがタッチ黒の一番の強みだと思われる。
サイドボードに目を移すと、対コントロールカードに黒いカードが多いことに気がつくだろう。
これは、青白コントロールのグルール対策が破滅の刃になったことを受け、それに強いラクドスの復活と狂気の種父の採用であると考えられる。
さらにゴルガリの魔除けは至高の評決と拘留の宝球対策のどちらにもなり、エルズペスのトークンを薙ぎ払うこともある非常に刺さる1枚である。
アグロ相手にも除去を増やすことによって前環境のジャンドミッドレンジのように振る舞うことができ、特にGRカラーのMonstersには明確に有利になる。
このデッキの問題点は、やはり黒単相手に明確に刺さるカードがないということ。
荒野の収穫者によって命散らしのゾンビを止め、さらに冒涜の悪魔に対処できるようになったとはいえ、明確に有利だとは言いがたい。
その点を考慮してか、優勝者のリストにはMOにはなかった歓楽者ゼナゴス3枚採用に現れているのかもしれない。
今後まだまだ伸びるカラーのデッキだと思うので、これからの活躍にも期待したいところ。
実際使うなら狩猟者と収穫者の誘発忘れに気を付けましょう。
GR Monsters。
このデッキは神々の軍勢以降急激に勢力を拡大してきたデッキタイプで、一躍Tier1に躍り出た。
しかしそれもつかの間。
何も得られなかった青単はまだまだ一線級のデッキであることが証明され、黒単はGRの隆盛に合わせて命散らしのゾンビをメインに置くように。
唯一簡単に勝てていた青白コントロールにもタッチ黒で破滅の刃を採用されるようになり、風当たりの厳しさと共に使用者は減っていってしまった。
GR Monstersは過去のデッキ。
そう皆が思い始めたところに、颯爽とGP優勝をかっさらっていったデッキがあった。
それが、Jund Monstersである。
先日優勝したデッキはこちら。
23land
4 《血の墓所/Blood Crypt》
5 《森/Forest》
2 《山/Mountain》
4 《草むした墓/Overgrown Tomb》
4 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4 《奔放の神殿/Temple of Abandon》
25creature
4 《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
4 《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
1 《ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager》
4 《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》
2 《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4 《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》
4 《森の女人像/Sylvan Caryatid》
1 《歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels》
12spell
2 《戦慄掘り/Dreadbore》
2 《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》
4 《ドムリ・ラーデ/Domri Rade》
1 《見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen》
3 《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler》
15sideboard
1 《ナイレアの弓/Bow of Nylea》
1 《破滅の刃/Doom Blade》
2 《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
3 《霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra》
2 《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》
2 《ラクドスの復活/Rakdos’s Return》
1 《自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed》
1 《狂気の種父/Sire of Insanity》
2 《究極の価格/Ultimate Price》
現在のGR Monstersは、クルフィックスの狩猟者とドムリ・ラーデを中心にアドを稼ぎ、優秀なクリーチャーやミジウム超過で勝利を目指すデッキとなっている。
Jundカラーでこのデッキがどう変わったかというと、やはり荒野の収穫者が目に止まる。
ゴーア族の暴行者ではなく何故こちらが優先されるのか?それは占術という、クルフィックスの狩猟者とドムリ・ラーデと噛む能力を有しており、単体でも強力だからである。
Monstersデッキは意外と除去カードが多い。ミジウムの迫撃砲、ドムリ・ラーデ、そしてポルクラノス。狩猟者やドムリと組み合わせれば、除去に1ドローが付いてきたといっても過言ではなくなる。サイドボード後除去を増やすことができるJundカラーでは、さらに占術能力を活かすことができるであろう。
また、呪禁を付与できるため黒単や青白コントロールに対してある程度強く、特に黒単の命散らしのゾンビをブロックできるというのは大きな利点である。
接死付与は同系のポルクラノスゲーを抑止する働きもあり、1枚で多くのデッキを見られるのは大きな魅力である。
タッチ黒は、GRカラーで大きな課題となっていた冒涜の悪魔への解答も持ち合わせている。それがメインボードに入っている戦慄掘りである。
このカードは除去できる範囲が広く腐る相手がいない。
気になることはソーサリーであることよりも波使いを除去できないことだが、サイド後はゴルガリの魔除けと究極の価格、破滅の刃でしっかり対応することが可能だ。
除去が強くなった、ということがタッチ黒の一番の強みだと思われる。
サイドボードに目を移すと、対コントロールカードに黒いカードが多いことに気がつくだろう。
これは、青白コントロールのグルール対策が破滅の刃になったことを受け、それに強いラクドスの復活と狂気の種父の採用であると考えられる。
さらにゴルガリの魔除けは至高の評決と拘留の宝球対策のどちらにもなり、エルズペスのトークンを薙ぎ払うこともある非常に刺さる1枚である。
アグロ相手にも除去を増やすことによって前環境のジャンドミッドレンジのように振る舞うことができ、特にGRカラーのMonstersには明確に有利になる。
このデッキの問題点は、やはり黒単相手に明確に刺さるカードがないということ。
荒野の収穫者によって命散らしのゾンビを止め、さらに冒涜の悪魔に対処できるようになったとはいえ、明確に有利だとは言いがたい。
その点を考慮してか、優勝者のリストにはMOにはなかった歓楽者ゼナゴス3枚採用に現れているのかもしれない。
今後まだまだ伸びるカラーのデッキだと思うので、これからの活躍にも期待したいところ。
実際使うなら狩猟者と収穫者の誘発忘れに気を付けましょう。
コメント
ジャンドコントロールと違ってデカ物が多いので、それで止まればいのですが・・・。
シナジーが多く盤面とハンドでアクションの選択肢が多くなって、なんかちょっとかみ合わないと軸がずれるというか
乗り手が優秀かかなり練習が必要だと感じました
グルールが抱えていた問題の引きムラは何も解決していないですし、あとはマナがかかる生物が多くインスタント除去がないためもっさりしているように感じます。